BTSの株価が割安と評価、KT-ZMICO社

よしお

2014年01月08日 22:25

タイの証券会社KT-ZMICO社は、長期的に見てBTS(バンコク高架鉄道)の株価が割安とのレポートを出した。

BTS株を割安と評価する理由



KT-ZMICO社は、まずタイ政府の政策もあり、線路の拡大が進められていることを理由に挙げています。現在、35駅を運用するBTSは今後バンコク都内各地で路線を拡張する予定であり、2013年春に東南アジア最大規模となる増資を進めたため資金も潤沢。いくつかの路線は既に着工しており、将来の完成予想図も見え始めています。

2013年6月には7%もの値上げをしたにも関わらず、乗客数も順調に増加しています。もはや完全にバンコク都民の足として定着した感は否めません。その他にも、不動産開発・BTS構内をはじめとする広告業の子会社を保有し、いずれも高い利益率をはじき出しています。KT-ZMICO社によるとこの3年間で31%の増益が見込めるとのこと。

なおBTS社は、12月5日に開通したサパーンタクシン~バンワー駅の乗客も予想以上の数字を記録したと発表しました。

高配当と今後の見通し

BTSは配当利回りが5.6%と高く、2013年の配当は1株当たり0.5バーツでした。現在の株価が8.10バーツ(1月7日終値)ですので、最低単位の100株を買う場合に必要なのは810バーツ。今期も配当額が同じだとすれば、50バーツが配当となります。


(混雑する朝のBTS構内 筆者撮影)

ここからは個人的な見解となりますが、タイの株価はもう一段下げがあると見込んでいます。まずは、13日の「首都封鎖」。そして、2月の総選挙では与党が勝つにせよ、野党が勝つにせよ、ひと悶着おこるため株価が下げると予測しています。その後の流れは読みづらいところですが、BTS株は景気の影響を受けにくい銘柄の一つであることは間違いありません。

現在、先進国の株式市場に資金が流入している流れですが、ポートフォリオの一つとしてタイ株を持つ場合、BTSは優良銘柄となるでしょう。

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