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ラオスの街並みと経済

2013年04月30日

Posted by よしお at 21:19│Comments(0)ASEAN経済ラオス
東南アジアで唯一海に面していない国、ラオス・ヴィエンチャンに来ています。

今回はタイのビザ取得のために訪れましたが、せっかくなので不動産や銀行など現地の経済事情を探ってきました。今回は基本データと街並みを紹介したいと思います。

ラオスの街並みと経済

<基本データ>
人口:約670万人
一人当たりGDP:2000ドル
物価上昇率:2012年:4.9%(2011年:7.6%)
経済成長率:7%(2008-2012の予測数値)
(出典:CIA WORLD FACT BOOK)

経済成長の途中とは言え、東南アジアにおける最貧国のひとつとされています。
<主な収入源>
・観光産業
・木材(国土の大半が森林)
・農業(GDPの約47%を占める)
・水力発電(メコン川などの水源を活かした水力発電が盛んで、タイなどアジア周辺諸国へ売電し、外貨を獲得している)
(出典:wikipedia)

<平均給与>
月の平均給与:約100ドル (首都ヴィエンチャンで200ドル程度)
(現地で知り合ったラオス人から聞き取り調査した内容)


特にヴィエンチャンでは、近年の経済成長による慢性的な人材不足。日本語人材の需要も増えているようで、給与は職種によって500ドル~1000ドルと一気に高くなります。

<市内の様子>

ラオスの街並みと経済

ヴィエンチャン市内、主要な幹線道路沿いにある、銀行です。ちなみに、ラオス最大の銀行はBCEL。STBなども大手銀行のひとつです。(BCELについては口座開設の方法を含め、後日別途記載します。)

ラオスの街並みと経済

タイ資本のコーヒーチェーン店も進出。一方、東南アジアで良く見かけるセブンイレブンなどの外資は見当たりません。ラオスでは外資100%および外資30%以上の合弁企業が認められているのですが、なぜでしょうか?詳細は別途調べてみたいと思います。

追記(13/04/30)
上記の外資が少ない件、ラオスで金融系に勤める方によると、法律的には外資の進出は何も問題ないそうです。しかしマーケットボリュームにまだ魅力が無いため、タイ・中国などアクセスの良い国以外は着手してないのが実情とのことでした。先日もタイの大手スーパーが調査を行ったらしいのですが、進出を延期したそうです。


ラオスの街並みと経済

発展途上国らしく、建物も新旧さまざま。こちらは、文化会館。

ラオスの街並みと経済

ラオスでも最大級のホテル、ラオプラザホテル。

ラオスの街並みと経済

ラオス国立博物館。1925年にフランス政府によって建てられた、コロニアル・スタイルの建造物。1945年、第二次世界大戦後のラオス独立の際にも、この建物が利用されました。(ラオスは複数回独立を果たした歴史があります。)

ラオスの街並みと経済

タートダム。ラオス語で「黒の塔」という意味があり、16世紀に建立されたもの。当時は黒色だったそうですが、現在は修復され写真のような感じになっています。


何となく、ラオスの一面を理解いただけたでしょうか?

次回は、ラオスの不動産事情や、銀行口座開設方法など、いろいろと調べて来ましたので、書きたいと思います☆


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