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「1月効果」タイ株にも影響するか?

2013年12月29日

Posted by よしお at 22:31Comments(2)徒然ASEAN株式
証券業界には「1月効果」という言葉があります。投資家が確定申告のために不採算株をあえて年度内に売却し、増加した現金で新たな株を新年度に買う動きのことを指します。証券用語投資辞典



日本の株式市場では良くあてはまる事例ですが、タイの場合はどうでしょうか。上記の理由から1月は株価が上昇しやすいことは、下のサイトでも詳細な説明がされています。阿部研究室@高崎経済大学

タイ市場の最悪のシナリオを考える

12月は反政府デモの影響で、タイ株式市場では大きく株価が下落しました。今後想定される最悪のシナリオは、軍部によるクーデターです。現在の情勢ではどれだけデモを繰り広げたとしても、再選挙で与党が勝つのは目に見えています。軍部によるクーデターを使う選択肢も、反タクシン側主導者にはあるはずです。

ある読者の方の情報によると、現在の陸軍司令官は日本の防衛大学を卒業しているとのこと。日本でのキャリアを持つ彼が、簡単に軍の力を政治に持ち込まないという良心に期待をしたいところです。いずれにせよ、株で複数の銘柄を保有している場合は、少し絞って現金比率を高めておくのも方法かもしれません。不動産に関しては金融商品に比べ価格の変動が少ないため、慌てて売るとかえって損をするケースも往々にあります。

私の場合、タイ株に関しては淡々と小ロットずつ買い増しているだけですので、すぐに売るつもりはありません。円安のおかげで日本円ベースで見るだけでも、資産額は増加していますし、比較的強気に構えています。

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バムルンラード病院、東南アジア最大規模の病院を探る

2013年12月28日

Posted by よしお at 11:10Comments(0)徒然タイASEAN株式
バムルンラード病院はタイ最大、東南アジアでも最大規模の病院。タイの医療水準は高く、日本の外務省も高い評価をしています。
医療事情は,地域及び個々の医療施設によりかなり異なりますが,主要都市の公立基幹病院や代表的な私立病院では概ね良好です。バンコクでは,代表的な私立病院の医療水準はかなり高く,日本の病院と比較しても遜色はないと言えます。(外務省HP)


 (エントランスホール 筆者撮影 2013年12月)

病院の敷地内は空港のようなエントランス、豪華ホテルのようなレセプション。スターバックスなどが入居するショッピングモールも併設しています。


 (ロビーホール 筆者撮影 2013年12月)

バムルンラード、医療面での特徴

タイの病院は世界的に見ると安価な価格の割に医療水準が高く、近年はメディカルツーリズムで来タイし、治療をされる方も増加しています。特にアメリカ同時多発テロ以降は、中東系人種がアメリカで高度治療を受けづらくなったこともあり、私が訪れたバムルンラード病院もアラブ系の富裕層であふれていました。

バムルンラード病院は多言語対応が充実しており、各種言語の通訳を配し多言語ホームページなども用意しています。特に在留者が10万を超えると言われる日本人にとってはありがたい存在です。バムルンラード病院 日本語サイト

上場企業、バムルンラード病院

このバムルンラード病院は、タイ証券取引所(SET)にも上場しています。銘柄コードはBH。タイ株には病院セクターが存在し、バムルンラード病院の他に、バンコク・ドゥシット・メディカル・サービス(BGH)や、バンコクチェーンホスピタル(KH)などが代表銘柄です。

投資の面で考えるなら、タイも少しずつ少子高齢化が進んでいますから、優良なセクターです。特にバムルンラード(BH)はサービスの質が高く、国内外でも評判の病院です。タイ株への投資を考えるなら、有望な銘柄の一つと言えるでしょう。リンク先にもありますが、タイ証券取引指数(SET)に対しても非常に強気の動きをしています。バムルンラード病院 株価・チャート

<アクセス>
BTSプルンチット駅下車、タクシーもしくはバイクタクシーに「バムルンラード」と告げれば、すぐわかります。

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カンボジア株、証券口座を開設するには?【体験記】

2013年12月27日

Posted by よしお at 21:57Comments(0)ASEAN経済カンボジア体験記
カンボジアで株取引用に証券口座を開設してきました。



カンボジア証券市場の概要

カンボジアの株取引が開始されたのは、2012年4月18日。およそ1年半が経過しましたが、現在取引できる銘柄はプノンペン水道公社(PPWSA)1社のみとなっています。何社かは上場申請をしているようですが、手続きが遅々として進まず、このような状態になっているそう。

街中でもいろいろと聞き込みを行いましたが、カンボジア人はまだ株式市場について理解をしておらず、どう投資して良いのかわからないとほぼ一様に言います。個人的には、これは大きなチャンスになり得ると考えています。

口座開設可能なカンボジアの証券会社

カナ証券(CANA SECURITIES LTD)
カンボジア国内の大手商業銀行カナディアバンクの子会社です。同銀行の本社機能を持つカナディアタワーにあり、同ビルにはカンボジア証券取引所も入居しています。私は同行とビジネス上の取引があるため、こちらで証券口座を開設しました。

プノンペン証券(PPSPHNOM PENH SECURITIES PLC.)
台湾系の証券会社です。プノンペン市内から、少し遠いのが難点。

SBIロイヤル証券(SBI Royal Securities)
SBI証券が出資しているカンボジアでは数少ない日系企業。カンボジア証券取引所がある、カナディアタワーにあります。

カンボジア株・証券口座開設に必要な書類

・パスポート
・証明写真2枚(4×3)
・カナディア銀行のリエル建銀行口座(口座開設方法)
・カンボジアでの住所(ホテルでも可)
・手数料5ドル
 ※カナ証券で口座開設する場合

上記の書類を持参すれば比較的簡単に30分ほどで口座開設が可能です。1週間ほど後にメールで投資家IDやパスワードなどが送付され、受領後はメールにてカンボジア株取引の発注が可能となります。(オンライン上で取引できるようなシステムはまだ導入されていないようです)

カンボジア株投資への所感

カンボジア株に対する印象は、システムも銘柄数的にも「まだまだこれから」の一言につきます。私自身もこれから勉強するつもりですが、上場数が増えてくるにつれて株式投資へのイメージも変わってくることでしょう。

例えば、プノンペン特別経済地域(PPSEZ)がIPOにより資金調達する計画があると、現地のプノンペンポストが報じています。隣国タイでは、1975年に証券市場がオープンし、それ以降13倍以上に株価が上昇しました。

ブルーオーシャンのカンボジア株式市場に投資してみませんか?

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タイの暴動、ついに日本人負傷者が発生

2013年12月27日

Posted by よしお at 01:40Comments(0)徒然タイ
12月26日、タイ・バンコク都内で起きた反政府デモ(暴動)にて、警官1名が死亡、日本人重傷者1名を含む約120名が負傷した。


(待機する警察隊 筆者撮影)

26日の暴動詳細と原因

デモと警察隊の衝突は中心部のやや北に位置するディンデンで発生し、死者となった警官は銃で胸を打たれ死亡と報道されています。負傷した日本人は北名古屋市出身のフリーカメラマン、八木貴史さん(43)で側頭部を負傷したと地元病院が発表。その他にも、デモ隊の暴行によりタクシードライバー1名が意識不明の重体となりました。

タイのデモを巡っては、過去2010年にロイター通信の日本人カメラマン、村本博之さん(当時43歳)が銃弾を受け死亡しています。今回は民間人だけでなく、警察にも死者が出ている点が懸念されるところ。今後の反政府デモでは、警察隊がデモ隊に強硬な対応をとる可能性があり、大きな騒動につながる可能性が出てきました。

今日のデモは、2月2日に行われる予定の下院総選挙の延期を求めるために発生。タイ選挙管理委員会も一連のデモを受け延期を要請していましたが、即日ポンテープ副首相は拒否しています。今後の動向が気になるところ。ちなみにこの騒動を受け、タイ証券取引指数(SET)は午後に急落。前日比1.8%安(23.99バーツ安)の1308.46バーツで取引を終了しています。

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タイのBTSが臨時運休、開業14年目で初

2013年12月24日

Posted by よしお at 23:55Comments(0)徒然タイ
BTS運休の原因と顛末

タイの首都バンコクを走る高架鉄道(BTS)が、システム関係の不具合により始発から全線運休しました。1999年の開業以来、はじめて事態との報道も出ています。


(BTS運休時のスクンビット線大渋滞の様子 2013年12月24日)

これにより渋滞が発生し、都民の足に大きな影響が出ました。代替機関はバス・タクシー・バイクタクシーですが、バスはすし詰め状態、タクシーは渋滞を嫌がり乗車拒否が相次ぐという事態となりました。

BTS社の記者会見内容(筆者翻訳・抜粋)

BTSは同日の記者会見で、「運用システムの技術的な問題により、シーロム線・スクンビット線の両線を停止。このシステムによる不具合のため、全ての駅を一時的に停止した」と発表した。

運用開始を控え最近一部で設置を完了した、新しいプラットフォームの接続テストが原因だと言及。試験や接続は電車の営業後に行われており、シーロム線では設置が完了し、スクンビット線では導入を進めている段階だ。問題は午前3時に警報システムにより発覚し、24日の運航に影響をきたした。

この問題の調査は、契約中のホンバルディア社によって進捗中だ。同社の調査によると、原因は導入直後の新プラットフォームに関連するソフトウェアのアップグレードに起因しているとみられる。BTS社とボンバルディア社は急ぎ不具合の修正を進めており、先の運航に支障をきたさないよう、24日の深夜から夜通し追加のテストやシステムの監視を続ける予定だ。

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カンボジアの不動産投資事情【インタビュー】

2013年12月23日

前回ご好評いただいたインタビューシリーズ。

第2回目はカンボジア不動産投資編です。同国内2位のカナディア銀行で住宅ローン部長を務める、LONG CHHAY氏にカンボジアの投資環境についてお話を伺いました。



――まずは、カンボジアでの住宅ローンの普及率について教えてください
特に第1次住宅ブームとなった2007年・2008年は、ローンの利用率が非常に高かったのを鮮明に記憶しています。当時はちょうど、住宅への投資が資産家の間で認識され始めたころでした。不動産投資の得体がしれない間は、多額のキャッシュを入れたくないという思惑もあり、ローンの利用率が高かったわけです。現在はローン利用者の主要顧客がカンボジア人から外国人へと遷移しつつあります。

――なぜ、カンボジアの方はローンを使わなくなってきたのでしょうか?
10%という高い金利が原因でしょう。特に住宅ブーム初期に買った顧客は、高値で資産を売却しているため、潤沢なキャッシュフローを持っています。そのため、わざわざ金利を払うのではなく、現金でプレビルド(完成前)物件を買う傾向にあります。

――では、ローンを使う外国人に対してのメリットを聞かせてください
高い金利ではありますが、外国人の方でも比較的容易にローンが組める点が特徴です。例えば、D.I.RIVIERAという人気物件を例にあげると、15年ローンを使えば月々75,000円程度の支払いです。完成時の想定賃料は100,000円ですので、少ない投資額でキャッシュフローを得られる点が人気の秘訣です。地価自体が上昇しているので、転売益も十分見込めます。

――住宅バブルという点については、どうお考えでしょうか?
まだプノンペン市内でも、コンドミニアムは10棟にも満たないのが現状です。供給が足りていない上に、カンボジア人の富裕層からの需要は増加しています。理由は「治安」ですね。今も、ヴィラやフラットハウスという低層の大型住宅が富裕層には人気ですが、泥棒や強盗などのリスクから、高層のコンドミニアムに住居を移すという例が増加しています。外国人は当然治安を重視しますので、特にコンドミニアム市場においては、まだまだバブルとは言えないでしょう。

――カンボジアの株式についての見解をお聞かせください
株式については、現在1社(プノンペン水道公社)のみが上場している状態です。2012年4月18日の取引初日には、9400リエルをつけましたが、その後下落し現在は5,500リエル前後。カンボジア人自体が株式投資とは何かを良く分かっていないため、出来高も少ないのが実態です。

――御社も上場される予定なのでは?
将来的にはあり得る話ですが、今のところ未定です。と言うのも、上場に対する基準がまだ明確になっていない部分もあり、上場申請中の企業が1年以上待たされている背景もあります。

――不動産・株と来れば、保険もひとつの投資先になりえると思いますが、いかがでしょうか?
カンボジアでは、保険に関する認知度が高くありません。商品自体の数も少なく、制度自体が確立されていないため、現状では投資商品としては難しいのではないかと考えています。

――もし、ご自身で投資されるとすれば何を選びますか?
手前味噌と笑われるかもしれませんが、不動産ですね。

――ありがとうございました

インタビューを終えて

今回の大きな気づきは2点あります。
①カンボジア不動産投資の魅力を再確認できたこと、②株・保険は未開発の分野であるということです。特に②はカンボジア人が株式投資の仕組みを理解するころには、株価もどんどん上昇してくることでしょう。今はブルーオーシャンの状況と言えるでしょう。



インタビュー中に登場した「D.I.RIVIERA」というコンドミニアムは、ダイアモンドアイランドと呼ばれる地区で、大きな川の中洲にあたります。この場所へ渡る橋のたもとは常時警備員がおり、セキュリティの管理を徹底していました。市役所などもあり、現在大きな開発が進んでいるのも理由の一つでしょう。夜間に入れるのは、この地区の住人などに限られるため、治安面での安心感は、大きなセールスポイントです。

カンボジア不動産は金利が高いのと、実際に現地に行かないと買えない点がネックになりますが、それを補うだけの魅力を兼ね備えた物件だと改めて感じました。このインタビューを通して、個人的にも非常に欲しくなってきた次第です(笑)インタビューの途中にはロンさんから、タイの不動産と比較してどうか?と、逆に質問されることもあり、非常に有意義な情報交換になりました。

当ブログでは、今後もASEAN域内のプロフェッショナルに、金融関連商品の最新事情を聞くインタビュー記事を随時更新していく予定です。ぜひお楽しみに☆

ご質問や興味をお持ちの方は、下記メールアドレスまで遠慮なくお問合せください。
itano@gbn.bz

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バーツ安、対ドルで最安値を更新

2013年12月22日

Posted by よしお at 13:19Comments(0)ASEAN経済タイカンボジア
対ドルでのバーツ安止まらず

タイバーツの為替相場は、金曜日(20日)の段階で<1ドル=32.61バーツ>。直近2年間の最安値を更新し、バーツ安が一段と進んできました。


(出所:iCurrencyPad)

理由は、タイ国内の政治不安、アメリカでのQE3縮小、経済活性化期待による全世界的なドル高などが主な要因でしょう。とはいえ、対ドルだけでバーツ安と決めつけるのは、良くありません。以下、対日本円の動きを見てみます。

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対円ではバーツ高に

チャートを見ていただくと分かるように、対円の場合、バーツ高傾向となっています。これは、円が安くなっているためです。過去の記事でも述べてますが、やはり今後の円安基調は避けられないと考えています。


(出所:iCurrencyPad)

輸出産業がメインの日本経済にとって円安はベターですが、個人の資産(特に外貨ベース)で見た場合、円安は資産の縮小につながります。以前は78円で買えていた1ドルのチョコレートが、今は104円に値上がりしているのと同じです。経済の基本ですが、この点はぜひ押さえておいていただきたいポイントです。

ポートフォリオの分散例

東南アジアでポートフォリオを分散するというのも、選択肢としてはあり得ます。キーワードは「カンボジア」です。

カンボジアは米ドルが流通しており、1ドルを超える支払いは米ドル建てで行われます。銀行でもドル建て・リエル建て・タイバーツ建ての3種類があるほど。例えば、カンボジアのコンドミニアムを買う場合の支払いは全てドル建てだったりします。こうした国に、いち早くドル建ての資産を持っておくのは、ポートフォリオの分散例として有効でしょう。(当然、信頼できる銀行やディベロッパーを選んで投資することが重要です)

私は、タイ・バンコク在住で、実は今年の半ばくらいから日本円建ての資産をかなり減らしています。実際に私も、QE3の縮小観測が始まったあたりから、ドル建ての資産を増やしてきました。カンボジアはまだまだ成長過程で、様々なリスクもありますが、その分チャンスもあふれています。カンボジア投資を考えてみるのも、ひとつ面白いと思いませんか?

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米、QE3の縮小を発表

2013年12月19日

Posted by よしお at 22:24Comments(0)海外情勢ASEAN株式
QE3の縮小で、円安に進むのか?

米連邦準備制度理事会(FRB)は、18日の連邦公開市場委員会(FOMC)で、量的緩和縮小を発表しました。これにより、長期米国債・住宅ローン担保証券(MBS)の買い入れ額が、月850億ドルから750億に減少されます。この縮小は来年いっぱい続き、小幅な縮小を続けながら、2014年内に終了する見通しと発表されました。
米FRB、量的緩和縮小=雇用回復で月100億ドル分-1月開始、来年終盤にかけ

今回の発表により、円は対ドルで急落し、104円台に突入。今後、米国長期債券の金利上昇が予想されます。さらにアメリカは、シェールオイルの生産により、今後エネルギー大国となる見通しです。下記の記事にもありますが、天然ガスはじわじわ増産される見通しで、今後の主力エネルギーになる可能性が非常に高い。
うらやましい米国のエネルギー事情
米原油生産が2019年に記録的水準に、シェールオイルが寄与

為替はさらなる円安に向かうと、私は考えています。

外貨資産を増やしましょう

日本人の財産における外貨保有率は、わずか3%程度。これは、諸外国に比べて圧倒的に低い数字です。資産を守るためにも、外貨資産を増やしましょう。外貨資産ベースでみると、日本円の資産価値は昨年の10月比で、25%下落していることになります。同じ100万円だったものが、外貨建てで見ると実質75万円に目減りしているのと同じです。

このブログでは、外貨資産を増やすために東南アジアの金融商品を積極的にご紹介しています。発展前の新興国とのギャップを活かして、資産を増やす、そのお手伝いが出来れば幸いです。

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外国人投資家がタイ株式を大きく売り越し

2013年12月18日

Posted by よしお at 07:25Comments(6)ASEAN経済タイASEAN株式
タイ株式市場から資金が流出

一連のデモや、米国のQE3縮小にともない、タイの株式市場から資金が流出しています。以下の記事を参照ください。
タイ証券取引所(SET)によると、4月末時点で外国人投資家が所有していたSET上場株はSETの株式時価総額全体の35・9%、約4兆6654億バーツだった。

国・地域別に見ると、所有株の時価総額が最も多かった外国人投資家は英国で、外国人投資家が所有する株式の全時価総額の38・8%を占めた。次いでシンガポール22・1%、米国12・8%、オランダ4・3%、香港4・1%、スイス3・2%、フランス3・1%、ルクセンブルク2・1%、モーリシャス1・9%、日本1・7%。

外国人投資家は今年に入り、SETで大きく売り越し、年初から12月9日までの売越額は1754億バーツ。
出所:Newsclip.be
タイ株は日本株に比べて外国人の保有比率が高く、影響を受けやすいことも事実です。参考までに、外国人の日本株の保有比率(金額ベース)は28.0%で、今年の3月に過去最高を記録したばかりです。

タイ株、今後の見通し


(SETチャート 5年 出所:Bloomberg)

やはり直近で注目すべきイベントは、FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果でしょう。テーパリング(資産買い入れプログラムの段階的縮小)は新興国株の売りにつながる可能性にも注意したいところ。一方、タイ国内での見通しは「現在の株価低迷は一時的なもので、高配当株を買うチャンス」との見方が優勢です。

タイ株を長期保有してみる

私はどちらかというと、バフェット氏の次の格言をもとにタイ株を長期保有目的で購入しています。

「株価の変動に着目して値幅取りをするつもりはありません。仮に株式を購入した翌日に市場が閉鎖され、その5年間取引が行われない事態になっても、私はいっこうにかまいません。」

個人的には、BTS(バンコク都内の高架鉄道)や、AOT(Airport of Thailand)という銘柄を好んで買い集めています。BTSはバンコクに来た方なら、ご存知でしょうか。既に市民の足として定着しており、BTS駅構内の広告事業や、駅近辺の不動産開発事業も手掛けている有望株です。株価はまだ9バーツ前後で、最低単位株(100株)なら3,000円以下で購入可能です。

AOTは、やはり観光立国タイの中心と言えるべき銘柄でしょう。現在は反政府デモの影響で株価が下落してますが、一時的なものだと判断しています。タイは、トリップアドバイザーの人気観光国1位(アジア)にも選ばれており、2,000万人以上の観光客が今年は訪問する予定です。駐在さんにも1番人気の国でもあります。
バンコクがアジア1位『トラベラーズチョイス2013』

タイ株、面白いですよ。

(参考)タイ株の市場構成

タイの株式市場は、以下の2市場から構成されています。MAIはSETの下部市場という位置づけです。
SET
上場銘柄数:484銘柄
時価総額:約38兆6,870億円(12兆3,545億バーツ)

mai
上場銘柄数:87銘柄
時価総額:約5,598億円(1,787億8,842万バーツ)
出所:各種データよりアイザワ証券投資リサーチセンター作成(2013年7月31日現在)


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【ASEAN】12月前半の気になるニュース

2013年12月17日

Posted by よしお at 21:36Comments(0)タイASEAN時事
<タイバーツ相場:1ドル=31.99バーツ>(先週:32.05バーツ)
12月前半は、為替は大きく動いてはいません。バーツは対ドルだとバーツ安、対円だとバーツ高となっています。つまり、世界的に見ても日本円が安くなっている状態です。円建てで給与をもらっている駐在さんにとっては、あまり嬉しくない傾向です。逆に私のようにバーツ建てで収入がある人にとっては、良い傾向と言えるのですが。

今回のTOPニュース

タイ、解散総選挙へ インラク首相が発表
「再選挙しても、どうせタクシン派が勝つだろう」というのが、世論の大半です。インラク政権は、地方の低所得層に強い地盤を持っており、彼らのために市価の4割増しでコメを買い取るという悪政を行っています。国家財政的にも悪いため、少なくとも政策転換は必要でしょう。ともかく下院が解散したため、インフラ整備や治水計画などが、停滞する見通しです。唯一の救いは、地下鉄(MRT)と高架鉄道(BTS)が民営のため、バンコク都内のインフラ整備にはあまり影響がないことですかね。

12月前半の注目ニュース

12月5日、高架電車(BTS)シーロム線・延伸部分の新駅・ウタカート駅―バンワー駅間の運行を開始。上の記事でも取り上げてますが、特にバンワー駅は将来の発展が楽しみです。下の問題が解決すると、シーロム線の利便性も高まるでしょう。

バンコク都庁の動く歩道計画、1年遅延
BTS・シーロム線在住者にとっては、非常に残念なニュースです。同路線のサパーンタクシン駅のみ、なぜか単線になっているという奇妙な設計で、上り・下りの電車が同駅周辺で通過待ちをしないといけないのが現状です。記事にある歩道を設置して、運航に支障をきたしているサパーンタクシン駅を廃駅にする計画でしたが、1年延期になってしまいました。

中期的な有望国 インドネシア1位、タイ3位 日本の製造業アンケート
上位5位は、インドネシア:44.9%、インド:43.6%、タイ:38.5%、中国:37.5%、ベトナム30.3%。その他のASEAN諸国は、8位ミャンマー:13.1%、11位フィリピン:8%、12位マレーシア:7.6%、16位シンガポール:3.9%、17位カンボジア:2.5%、20位ラオス:1.8%となっています。上位国の中でも、産業集積があり、インフラがある程度整備されているのは、タイだけです。ASEANの中心にある立地的にも、やはり今後の資本投下は最も期待できるでしょう。

不動産購入・賃貸サポート Thai Global Business Network Co., Ltd.
手前味噌で恐縮ですが、Newsclip.be社より取材を受けました。ASEANで面白そうな仕事を手掛けていくのが、特徴です(笑)

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タイ証券取引所(SET)を訪問してみた

2013年12月16日

Posted by よしお at 20:21Comments(0)タイASEAN株式
タイ証券取引所の概要

タイ証券取引所(SET)はバンコクのスクンビットエリア、地下鉄(MRT)Qween Sirikit駅から徒歩1分の立地にあります。タイ唯一の証券取引所でもあり、1974年に開設されました。



SET図書室・SET公認カフェ

建物内部は一部のみ立ち入りが可能です。セキュリティゲートをくぐると、1階にはイベントなどが開催されるホール、2階には経済情報を伝える専門TV局、3階は会議室という構成。個人的に好きなのは、建物の外にあるSET公認カフェと、何より図書室です。



図書室には、英語・タイ語の投資関連書籍がところ狭しと並んでいました。会員登録をすれば貸出も可能です。タイに住んでのんびり投資生活をしたいという方にはもってこいではないでしょうか。ちなみに1階は小声で会話可能、2階は発声禁止となっています。上場企業の年次報告書も各社保管されているため、投資情報を集めるのにも適しています。飲み物も持ち込み可能なのがいいですね。

隣の建物には、SET公認カフェもあります。SET付近にはレストランが少ないのが辛いところですが、ここで飲み物や軽食を入手することができます。

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BTS・シーロム線延伸部分が開通

2013年12月15日

Posted by よしお at 21:56Comments(0)ASEAN不動産タイ
少し過去の話になりますが、BTS(高架鉄道)・シーロム線の沿線部分が12月5日に開通しました。ウタカート駅とバンワー駅です。

BTS・シーロム線新駅の状況

ウタカート駅は、周辺にさして目立った建物があるわけではなく、今後の開発が期待できるエリアです。空き地が多いため、ショッピングモールなどが完成すれば大化けする可能性を秘めています。BTSスクンビット線で例えるなら、バンナー駅というところでしょうか。



期待通りの発展を見せそうなのが、終点のバンワー駅です。上の写真にあるように、2018年にはMRTとの連結が予定されています。ちょうど左にあるコンクリート塊がそれですが、MRTは現在の終点モーチット駅からは、地上にせり出し、高架鉄道として走ります。もはや地下鉄ではなくなるわけです。

現在のところ、バンワー駅周辺から最寄りのショッピングモールまで車で15分と、利便性の良い場所とは言えません。しかし、コンドミニアムは平米あたり単価で、60,000バーツ程度。大きな通りも多い場所ですので、今後の値上がり期待は非常に高い地域です。

バンコク西部の未来予想図



上記の写真はバンワー駅に掲示されていた、BTSの料金表です。MRTは山手線のように環状線となり、バンワー駅はそのやや外側に位置します。以下の記事にもまとめていますが、バンコクでは2020年ごろまでに都内のインフラを大きく整備する計画があります。これは、GDP成長を加速するばかりか、今後の経済発展のキーにもなることでしょう。




BTS・シーロム線は、2014年1月5日までウォンイェンヤイ駅以降は、0バーツで乗車できるキャンペーンを行っています。券売機にも「0」との表示があり、これを押すと乗車券がスルリと出てくるわけです。ぜひ、お時間のある方はバンワー辺りもご覧ください☆

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タイの保険事情【インタビュー】

2013年12月12日

Posted by よしお at 21:37Comments(0)タイタイの保険インタビュー
タイの保険事情について、世界最大手の保険会社Allianz系列、アリアンツ・アユタヤ社のピムラダーさんにインタビューしました。

日本語ニュース紙Newsclip.beでもインタビューを受けるなど、日本人向けにタイの保険を紹介するプロフェッショナルとしても知られています。



――早速ですが、タイに住む日本人が加入すべき保険について聞かせてください
家族がいる場合と、単身の場合とに分かれます。単身の方なら医療保険に加入される事例が多いです。統計でも、日本人がタイで病気をした場合、日本語の通じる病院へ行かれる方が大半です。そうすると治療費が高額になるため、保険なしで生活されるのはリスクが高いと言えるでしょう。
ご家族をお持ちの場合は、死亡保障に特化した生命保険に入ることも選択肢になります。

――タイ在住の日本人のうち、何割がタイ国内の保険に入られているのでしょうか?
駐在の方は40%程度ですが、長期間タイに在住される現地採用の方は、80%近くが保険加入されています。特にタイ人の方とご結婚された方は、保険加入を望む傾向にありますね。

――日本人に人気の高い保険商品を教えてください
医療保険と積立保険(※1)が人気です。

※1 積立保険:年金保険よりも短い期間で積立を行い、毎年の配当の他に、満期配当金などが支払われる。タイの場合、補償性よりも、貯蓄性を重視したタイプが一般的。

――なぜ、医療保険が人気なのでしょうか
タイの場合、医療保険などにも死亡保障金がついている商品がほとんどです。医療保険では入院時の給付金も手厚く用意されているため、こちらに加入される方が多いですね。先に述べたように、高額な治療費に備えるというメリットもあります。

――保障額と保険料について
医療保険はパッケージ化されています。例えば、一つの病気に対して42万バーツまで請求できるというプランを例にとると、保険料は加入年齢によっても変動しますが、35歳であれば月800バーツ程度で加入が可能です。

――医療保険加入時のチェックポイントを教えてください
保険加入後に医療保険が適応されるまでの期間と、キャッシュレスで精算できるかの2点は特に重要です。弊社の保険の場合、ほとんどの商品で加入後30日を経過すれば、保険が適応されます。他社の場合は、60日や90日以降という場合も散見されます。
また、弊社指定の約120の病院で、キャッシュレス精算も可能です。会社によっては、診察料を先払いさせるところも多いのですが、高額な治療費を建て替える必要がありますので、要注意です。

――積立保険はどういう商品が好まれていますか?
比較的短期間の10年死亡保証の6年払い、15年保証の10年払いという2つのプランが人気です。例えば、年10万バーツ払いの保険の場合、生命保険料控除として、所得にもよりますが、25,000バーツ程度の節税効果があります。

――積立保険のメリットを教えてください
毎年、保険料額の1割以上に相当する配当金が支払われます。この配当金だけでなく満期保険金も課税されません。生命保険料の税金控除と合わせて、2重の節税メリットを享受できる点が、大きな特徴です。

――最後に読者の方へメッセージをお願いします
当たり前のことですが、保険商品は加入して終わりではない、サポートが非常に重要です。実は「他社の保険に加入したけど、説明を聞いておらず困っている」というお客様も多くいらっしゃいます。
例えば医療保険だけ見ても、保険加入後、何日目以降に保険が適応されるのか商品によって異なります。弊社では、細部まで日本語でしっかりとご説明させていただいております。保険販売を始めて5年目になりますが、お客様から信頼いただき、ご友人やお知り合いの方をご紹介いただくケースも増えてきています。

――ありがとうございました

インタビューを終えて

専門家と話す機会は、圧倒的に知識量を増やします。特に保険は幅広い商品が存在するため、外国ではなかなか加入しづらい面もあるでしょう。ご協力いただいたピムラダーさんは日本での留学経験もあり、流暢な日本語でタイの保険制度を説明してくれました。

タイの保険商品は高利回りでもあります。積立保険などは安定金融商品の典型ですが、投資利回りは5%近くあることが分かりました。労働許可証をお持ちでない場合、タイ国内の保険に加入いただけない点だけは残念です。

当ブログでは、インタビューにご協力いただいたピムラダーさんとの、「タイ国内の保険に関する無料相談」を受け付けています。興味をお持ちの方は、希望日時を明記の上、下記メールアドレスまでご連絡お願いいたします。 itano@gbn.bz

今後、当ブログでは、タイ国内のプロフェッショナルに、金融関連商品の最新事情を聞くインタビュー記事を随時更新していく予定です。ぜひお楽しみに☆

著者による過去のインタビュー記事

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タイとカンボジア、チャンスなのは?

2013年12月10日

Posted by よしお at 23:44Comments(2)ASEAN経済タイカンボジア
ここ数か月、タイを拠点に、カンボジアやミャンマーを行き来する生活が続いています。
今回は、その中で感じる違いをご紹介します。

人口・企業数を比較する

タイ・バンコクに住む日本人は、登録者数で5万人以上。在留登録をしていない方を合わせると、10万人以上と言われています。一方のプノンペンは約2,000人程度。これでも、近年増加していますが、まだまだバンコクには及びません。

日系企業の数はというと、タイが約1,500社、プノンペンが約60社。この数字は、日本人商工会議所に登録されている企業の数字ですので、実際はこの倍近くになるでしょうか。

大きく違うのは、カンボジアでは個人事業で店舗を開ける点です。タイの場合は、外国人による個人事業は認められておらず、信頼できるタイ人に名義を借りて事業を営むしかありません。当然、担保となるものは信頼関係だけですし、労働許可証も取得できないため、現実的ではないでしょう。

プノンペンは10年前のバンコク?


(プノンペン市内のオフィスビル 2013年12月 筆者撮影)

私の実感では、カンボジアは10年前のタイというイメージです。ちょうど、はじめてタイに足を踏み入れた時期ですが、高層ビルもまばらだったのを記憶しています。発展の兆しはあるものの、まだ文化的とは言えない印象でした。

しかし、3年ぶりに訪れたプノンペンは、街の雰囲気が変わりつつありました。高層ビルが出現し、バンケンコンという人気のエリアには、おしゃれなカフェが並んでいます。政治リスクや治安など、まだまだ不安は残るものの、2015年のASEAN統合(AEC)に向けて、まだまだ発展していくのは間違いないでしょう。小資本で事業をスタートするなら、間違いなくカンボジアですね。

今月2度目のプノンペン入り

来週には再度、カンボジアの大手銀行と提携後の業務調整のため、プノンペンを訪れます。今後の発展が期待できる国は、非常に楽しみです。

私も個人的に資本を入れて、早速事業をはじめていく予定です☆

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「今日だけは」

2013年12月09日

Posted by よしお at 21:55Comments(0)徒然
故シビル・F・パートリッジ氏が書いた、私の好きな「今日だけは」という文を紹介します。


「今日だけは」

1. 今日だけは、幸福でいよう。リンカーンは「たいていの人々は、自分で決心した程度だけ幸福になれる」と言ったが、まったく至言である。幸福は内部から生じる。外部のことがらではない。

2. 今日だけは、自分自身をその場の状況に順応させて、自分の欲望のためにすべてを順応させることを控えよう。自分の家族も仕事も運も、あるがままに受け入れて、自分をそれに合わせよう。

3. 今日だけは、身体に気を付けよう。運動をし、身体を大切にし、栄養を取ろう。肉体を酷使したり、軽視することは慎もう。そうすれば、身体は意のままに動く完全な機械になるだろう。

4. 今日だけは、自分の精神を鍛えよう。何か有益なことを学び取ろう。精神的な不精者にはなるまい。努力と思考と集中力を必要とするものを読もう。

5. 今日だけは、魂の訓練のために三つのことをしよう。誰かに親切をほどこし、気付かれないようにしよう。ウィリアム・ジェームスが教えているように、修養のために少なくとも二つは自分のしたくないことをしよう。

6. 今日だけは、愛想良くしよう。できるかぎり晴れやかな顔をし、穏やかな口調で話し、礼儀正しくふるまい、惜しげなく人を褒めよう。他人の批判やあら探しを慎み、他人を規則で縛ったり、戒めたりすることをやめよう。

7. 今日だけは、今日一日だけを生き抜くことにして、人生のあらゆる問題に同時に取り組むことをやめよう。一生の間続けるとしたら、嫌気のさすような問題でも、12時間ならばがまんできる。

8. 今日だけは、一日の計画を立てよう。処理すべき仕事を1時間ごとに書き出そう。予定通りにはいかないかもしれないが、ともかくやってみよう。そうすれば、二つの悪癖 -拙速と優柔不断- と縁が切れるかもしれない。

9. 今日だけは、たった一人でくつろぐ時間を30分だけ生み出そう。この時間を使い、時には神について考えよう。人生に対する正しい認識が得られるかもしれない。

10.今日だけは、恐れないようにしよう。とくに幸福になることを恐れたり、美しいものを楽しむことを恐れたり、愛することを恐れたり、私の愛する人が私を愛していると信じることを恐れないようにしよう
(出所:『Just for Today』 Sibyl F. Partridge)
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バンコク・コンドミニアムの流行

2013年12月08日

Posted by よしお at 23:31Comments(0)ASEAN不動産タイ
「自己居住目的でコンドミニアムを買い、後に賃貸収入を目論む考え方が、タイの不動産市場で最近の流行になっている」と、ネクサス・プロパティー・マーケティング社の不動産コンサルタントは、レポートした。

「この流行は、特に教育機関に近い立地のコンドミニアムで顕著です。両親が子供のために部屋を買い、4年後に転売や賃貸に出すのです」と、常務取締役のNalinrat Chareonsuphong氏は説明する。

「両親にとってコンドミニアムの購入は、4年間居住用の部屋を借りるのと、ほぼ同額になります。転売や賃貸に出す前に、子供に短期間使わせることで、将来的に高い利回りを得ることが可能になります」と、同氏は付け加えた。

近年、人気なのは、Abac'sバンナー・キャンパス, チュラロンコン大学、タマサート大学のランシット・キャンパスなどです。

2006年まで、コンドミニアムの買い手の8割はエンドユーザー(実需)で、20%が投資家によるものだった。2006年-2011年には、短期転売を目論む、いわゆる投機家が、売上の15%を占め、エンドユーザーと投資家は、それぞれ70%と15%に減少した。

2012年-13年には、居住者兼投資家という種別が20%を占める。投資家と投機家は、それぞれ10%に、エンドユーザーが50%を占めている。

「コンドミニアム投資にとって良い立地とは、プロンチットやランスアン、サトーンなどの超高級エリア、高架鉄道(BTS)や地下鉄(MRT)が稼働中もしくは計画中の場所、繁華街に近い場所、工業地帯に近い場所」だと、Nalinrat氏は、説明する。

平均的な年間利回りは5-6%で、キャピタルゲインは5-15%。当然、場所やコンドミニアムの品質によっても異なる。

最も高いキャピタルゲインを得られるのは、バンコク郊外だ。地価は安いが、高架鉄道や地下鉄などの延伸計画がある地域がその典型となっている。

コンドミニアムのユニット数は、2013年第3四半期と比較すると、来年は10%の伸びを示すだろうと、同氏は予測した。2011年末からは、45%もの増加率だ。(この数字は、バンコク・ノンタブリ県・サムットプラカーン県の一部から算出されている)
(出所:Bangkok Post Property 2013.11.26 筆者翻訳・要約)

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2014年はどうするか?

2013年12月07日

Posted by よしお at 22:12Comments(0)徒然
今日は少し趣向を変えています。
2014年以降の動きについて、今の考えを書きたいと思います。

2014年、取り組みたい分野



不動産・株・保険、この3つは、特に力を入れて取り組みたい分野です。
タイの日本人でも、この3つを兼ね備えている方は、少ないと推測しています。

不動産は今年一年で、相当な知識を吸収できました。
特に上場企業を含めた数社からは、強い信頼も得るまでになりました。
日本人ならではの細かい心配り、これをいつも忘れないようにしています。

10月には、タイのディベロッパーを日本へ招待して展示会も行ったりもしています。


今、考えていること



今は日本を離れてますが、常に考えているのは、やはり日本です。
私は、アジアで、日本人が資産を作るお手伝いをしたいと考えています。

日本のマーケットは、事実縮小しつつあります。
今後も移民を受け入れるなど、政策を大転換しない限り、変わらないでしょう。
外から日本人を支える。そんな仕事をしていきたいですね。

アジアを見て、感じること



やはり、成長国に身を置くと、商機が多いのは確かです。
経済成長の途中。先進国から来ると、自国で当たり前のサービスが展開されていない。
日本人が5万を超えるタイはともかく、ミャンマー・カンボジアはなおさらです。

タイを中心に、ASEAN現地の情報を発信する。
書籍や雑誌コラムなど、ライターとしての活動領域も増やしていきたい。
そうして、お互いが豊かになれれば良いと考えています。



いつも、駄文にお付き合いいただき、ありがとうございます。



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プノンペン在住者へインタビュー(2013年12月)

2013年12月06日

Posted by よしお at 21:27Comments(0)ASEAN経済カンボジア
マレーシア在住で、知人でもある日本人投資家から、プノンペンで不動産仲介を営む方を紹介してもらいました。

現地で人気のコーヒー店、UEDA CAFEにてお会いし、プノンペンの現状をインタビューさせていただきました。こうした現地の生の声を聴けるのはありがたいですね。


(UEDA CAFE 筆者撮影 2013年12月)

・日本人は、約2,000名が滞在中で、増加傾向にある
・駐在よりも、起業する方が多い
・日本料理を出す飲食店が増えている(日本人オーナー店は約40)
・ローカル向けに人気なのは、現地の味に合わしたお店
・マーケットが小さいので、誰を知っているかが重要
・中間所得層や富裕層が増加傾向にある

プノンペンは、個人的に3年ぶりの訪問でした。しかし、当時に比べて街並みは大きく変わっていますし、日本人も増えています。起業しているのも、20代前半の若者たちが、現地に飛び込んで頑張っているのが印象的でした。

プノンペンでの所得の目安

500ドル(日本語を比較的流暢に操る)
200ドル(日本語レベル中級)
150ドル(英語レベル中級)
80~100ドル(ワーカー)

カンボジアの不動産についても、視察してきましたので、次回ご紹介いたします☆

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2013年12月のタイ株動向を調べてみた。

2013年12月05日

Posted by よしお at 21:53Comments(0)ASEAN経済タイASEAN株式
タイ株概況(2013年12月)


(バンコク都内のSET公式カフェ 筆者撮影)

12月のタイSET指数は、上昇が期待される。上値抵抗線は1,395/1,440で、下値は1,320/1,300となる。(現在のSET指数は、1,376.63) 弊社は、下落の可能性も考慮しながらも、「買い」を進めている。投資信託の堅調な販売が株価を支えている上、政変問題の緩和期待もある。米国の債務削減問題(QE3)も、12月13日の発動は難しいとみられており、外国人投資家が買いに回ることも想定される。

9年間の過去データによると、11月や1月と比較しても、12月は高いリターンを達成している。加えて、90%の確率で、12月は高値で引けている。年平均では、3.49%の上昇率で、最大上昇率は11.97%(2008年)だ。ちなみに、最大下落率は-8.01%(2006年)。5年間の過去データでは、外国人投資家が、平均で98億8千万バーツを買い越している。
(出所:KT-ZMICO Monthly (Dec.))

オススメの銘柄

THCOM(タイコム:衛星通信会社), VGI(ブイジーアイ:BTS系列の広告会社)。
※2014年第1四半期に、SET50への組入れが予想される。

BECL(バンコク・エクスプレスウェイ:高速道路), BTS(ビーティーエス:高架鉄道), INTUCH (シン・コープ:通信)
※高配当のディフェンシブ銘柄

GFPT(鶏肉加工), NOK(航空)
※強い収益成長
(出所:KT-ZMICO Monthly (Dec.))

懸念材料

1.政治的対立
2.外国人投資家による、新興国市場への投資額減少
3.2014年の経済低迷

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【ASEAN】11月後半の気になるニュース

2013年12月02日

Posted by よしお at 22:07Comments(0)タイASEAN時事
<タイバーツ相場:1ドル=32.05バーツ>(先週:31.59バーツ)
デモの影響もあり、バーツ安に進んでいます。9月につけた、ここ3年の最安値更新が見えてきました。バーツドル相場は、今年4月には対極の史上最高値をつけており、慌しい動きとなっています。

今回のTOPニュース

発砲で1人死亡=一連のデモで初―首相府占拠、1日決行・タイ
11月前半に続き、デモ関連です。11月30日には、ついに死傷者を出しました。今後の動きが懸念されます。


(デモに備え出動準備する警察隊 11月30日 筆者撮影)

<過去の関連記事>

11月後半の注目ニュース

タイ中銀が予想外の利下げ、政策金利2・25%に
据え置き予想から一転、利下げとなりました。政策金利の利下げは、景気を刺激するために行われます。預金金利などは低下する一方、お金を借りる際のローン金利も低下します。そのため、ローン販売をする自動車・不動産業界にとっては追い風となりえるニュースです。一般的には、企業もお金を借りやすくなるため、設備投資などが増え、経済に好影響が出るという構図ですね。

【タイ】百貨店モール、スクンビット地区で新規2軒開発
両モールとも、スクンビット・BTSプロンポン駅周辺です。スクンビットエリアはどんどん開発が進んで、利便性も高まりますね。商業地が形成されると、近隣の就労者も増加するため、スクンビット沿線全体に好影響が出るでしょう。楽しみです。

東南アジア3国の株価、11月は新興市場押し下げ-台風などで
FRBの緩和縮小で、証券市場などから資金流失したことが最大の要因ですね。フィリピンの台風、タイの政情不安、インドネシアはルピー安と、他の要因もありました。私個人は、タイ株を少し変則的なドルコスト平均法で、長期保有する予定ですので、全く問題視していません(笑)

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