タイ・バンコク銀行で銀行口座を開設する方法を紹介します。

2013年5月の段階で、タイの普通預金金利は約0.70%。みずほ銀行の金利が、0.020％ですから随分と高金利です。タイ在住者はもちろん、日本在住の方が外貨資産を置いておくにも、良いかもしれません。タイ国内銀行法により、外国のクレジットカードや国際キャッシュカードで現金引き出しをする際は、都度150バーツ（約500円）かかります。タイを良く旅する方にとってもメリットはあるでしょう。

とはいえ、タイでの口座開設も他のASEAN諸国と同様で、難しくなりつつあります。数行回った段階では、ワークパーミット（労働許可証）が無いと口座開設出来ないという説明がほとんどでした。しかし、現状で日本人が最も口座を開設しやすいであろう方法をここでは紹介します。（必ずしも口座開設できるとは限りません。担当者などによっても違いがあるので大変流動的です）

バンコク銀行本店（シーロム）にある日本語カウンターで口座を開設するのです。



口座開設にあたって、事前に用意しておくべきモノは以下の通り。
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・パスポート
・国際免許証
（日本の免許証を翻訳し、日本大使館で証明を受ければ代用可能）
・タイの住所（ホテルの住所で作成できるかは不明です）
・タイでの勤務先、住所
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BTS（モノレール）でSala Daeng（サラデーン）駅、MRTならSi Lom（シーロム）駅が最寄です。（住所：333 Silom Road, Bangkok 10500 Thailand）2番出口を抜け、左手に建物がある通りを500mほど進むと、青いロゴで「Bangkok Bank」と表記が出てきます。そこがバンコク銀行本店です。



建物に入って、奥に進んで行くと写真のような発券機があります。日本語サービスを押します。（建物に入ってすぐの場所に、多数カウンターがありますがこれは引き出しなどを行うカウンターです、分かりづらい場合は行員をつかまえて「Open account, Japanese」と言えば通じるでしょう。）



書類等は全て日本語の作成例が用意されており、行員もなかなか流暢な日本語で応対してくれます。



最低預金金額は500バーツ。キャッシュカードを作成する場合は、300バーツ必要です。市内にあるATMでの引き出しが出来るので、作っておく価値はあるでしょう。デビッドカード兼国際キャッシュカードとしての機能もあるので、タイ国外でも現金の引き出しが可能になります。（別途手数料がかかります）

なお、「口座残高が2,000バーツ未満かつ1年以上口座に入出金がない」場合、翌月から口座管理料として「50バーツ/月」がかかる点には注意しましょう。それ以外にも、カードの年会費が毎年200バーツかかります。とりあえず3000バーツ以上を口座に残しておくことをおすすめします。

※なお、預金金利や約款などは予告なく変更される場合があります。詳細は以下、バンコク銀行の日本語ページにてご確認ください。
バンコック銀行　日本語ウェブサイト

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