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【ASEAN】12月後半の気になるニュース

2014年01月07日

Posted by よしお at 21:35│Comments(0)ASEAN時事タイ海外情勢
<タイバーツ相場:1ドル=33.07バーツ>(前回:31.99バーツ)
対ドルのバーツ安が止まらない。1ドル=33バーツは実に4年ぶり。2013年の4月には1ドル=28.4バーツという高値をつけたものの、先進国への資金還流でバーツ安が進んでいます。幸い円安でもあるので、対円でみると安定しておりさほど不安は感じないという不思議な感覚です。

今回のTOPニュース

「首都封鎖」前にデモ行進=タイの反政府派、経済にも影
反政府デモ隊は13日に「バンコク封鎖」と称する大規模デモを行うと発表。政府機関の水や電気も止めるとしており、今回は交通だけでなく首都機能自体への影響が懸念されています。現地の日本人の間でも、「この13日以降はどうなるか分からない」という意見が大半を占めており、日常業務への影響が心配だと話す方が増えました。個人としては、いくら政府に反感を持っているとはいえ、一国の経済に甚大な被害を与えている反政府デモ隊は、今の政権以上にたちの悪い輩でしかないと考えています。

【ASEAN】12月後半の気になるニュース
 (BTSサラデーン駅近辺 2013年12月 筆者撮影)

12月後半の注目ニュース

タイの暴動、ついに日本人負傷者が発生
12月26日、反政府デモ隊と警察隊との衝突があり、警官1名が死亡、日本人重傷者1名を含む約120名が負傷しました。負傷した日本人は北名古屋市出身のフリーカメラマン、八木貴史さん(43)。命に別状はない模様。バンコク都内の治安は普段と変わりませんが、野次馬根性を出してデモを見学に行くと危険の可能性もあります。ご注意ください。

東西経済回廊、15年全通へ
東西経済回廊が2015年の春に全通する見通し。ベトナム・ダナンからラオス、タイを経てインド洋に面するミャンマー・モーラミャインまで。完工後はメコン地域の物流は飛躍的に拡大する見込みで、配達まで3週間かかる海上輸送にくらべ2週間近く短縮できる見込み。費用も海上輸送の1.4倍で、納期短縮でサイクルを高めれば十分回収可能でしょう。物流の流れが本格的に変わりそうです。

外国人から「観光料」徴収構想 ベトナム
ベトナムが国家として迷走しはじめています。Facebookの禁止に加え、SNSで政府を批判すれば逮捕。さらには外国人観光客から1日1ドルの観光料を徴収する構想があるようです。年間2,000万ドルの収入が見込めるようですが、そんな国に行きたいと思わない人も多いでしょう。イミグレーションで料金を徴収するのも結構な手間でコストもかかります。社会主義国の危険性を象徴する政策です。

中期的な有望国 インドネシア1位、タイ3位 日本の製造業アンケート
タイに対する日本からの海外直接投資は、今後も続くことでしょう。東南アジア各地を飛び回るので余計に感じますが、日本人にとってバンコクの生活のしやすさは突出しています。マーケットとしてのインドネシアは魅力的ですが、現在通貨安に対する介入のため、外貨準備高が著しく減少しています。要注意です。

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