対ドルでのバーツ安止まらず
タイバーツの為替相場は、金曜日(20日)の段階で<1ドル=32.61バーツ>。直近2年間の最安値を更新し、バーツ安が一段と進んできました。
(出所:iCurrencyPad)
理由は、タイ国内の政治不安、アメリカでのQE3縮小、経済活性化期待による全世界的なドル高などが主な要因でしょう。とはいえ、対ドルだけでバーツ安と決めつけるのは、良くありません。以下、対日本円の動きを見てみます。
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対円ではバーツ高に
チャートを見ていただくと分かるように、対円の場合、バーツ高傾向となっています。これは、円が安くなっているためです。過去の記事でも述べてますが、やはり今後の円安基調は避けられないと考えています。
(出所:iCurrencyPad)
輸出産業がメインの日本経済にとって円安はベターですが、個人の資産(特に外貨ベース)で見た場合、円安は資産の縮小につながります。以前は78円で買えていた1ドルのチョコレートが、今は104円に値上がりしているのと同じです。経済の基本ですが、この点はぜひ押さえておいていただきたいポイントです。
ポートフォリオの分散例
東南アジアでポートフォリオを分散するというのも、選択肢としてはあり得ます。キーワードは「カンボジア」です。
カンボジアは米ドルが流通しており、1ドルを超える支払いは米ドル建てで行われます。銀行でもドル建て・リエル建て・タイバーツ建ての3種類があるほど。例えば、カンボジアのコンドミニアムを買う場合の支払いは全てドル建てだったりします。こうした国に、いち早くドル建ての資産を持っておくのは、ポートフォリオの分散例として有効でしょう。(当然、信頼できる銀行やディベロッパーを選んで投資することが重要です)
私は、タイ・バンコク在住で、実は今年の半ばくらいから日本円建ての資産をかなり減らしています。実際に私も、QE3の縮小観測が始まったあたりから、ドル建ての資産を増やしてきました。カンボジアはまだまだ成長過程で、様々なリスクもありますが、その分チャンスもあふれています。カンボジア投資を考えてみるのも、ひとつ面白いと思いませんか?
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板野雅由 Twitterアカウント
タイ不動産のグローバルビジネスネットワーク
ミャンマー情報、『Myanmar Business Today 日本語版』
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ポートフォリオの分散例
東南アジアでポートフォリオを分散するというのも、選択肢としてはあり得ます。キーワードは「カンボジア」です。
カンボジアは米ドルが流通しており、1ドルを超える支払いは米ドル建てで行われます。銀行でもドル建て・リエル建て・タイバーツ建ての3種類があるほど。例えば、カンボジアのコンドミニアムを買う場合の支払いは全てドル建てだったりします。こうした国に、いち早くドル建ての資産を持っておくのは、ポートフォリオの分散例として有効でしょう。(当然、信頼できる銀行やディベロッパーを選んで投資することが重要です)
私は、タイ・バンコク在住で、実は今年の半ばくらいから日本円建ての資産をかなり減らしています。実際に私も、QE3の縮小観測が始まったあたりから、ドル建ての資産を増やしてきました。カンボジアはまだまだ成長過程で、様々なリスクもありますが、その分チャンスもあふれています。カンボジア投資を考えてみるのも、ひとつ面白いと思いませんか?
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