海外投資で最も注意すべきポイント
海外投資で最も注意すべき点は通貨の強さです。絶対に避けなければならないのは、円に対して通貨が安くなるような国に投資することです。例えばベトナムを例にあげましょう。海外企業の誘致を図るため、政府はドン安政策を実施。07年には1円=140ドンだったのが、11年には1円=260ドンに。株式・不動産市場は右肩上がりの成長を続けたものの、円ベースで見ると資産価値は下落したのです。
逆に、通貨が強くなりやすいのは、資源国で貿易黒字の国です。貿易黒字が進んだ国は、先進国から通貨の切り上げ圧力に遭うことが歴史的に見ても明白です。ベトナムと対比すると分かるように、外部圧力も加わって通貨を強くするわけですから、こういう国の通貨や資産を持っておけば、対円での価値は上がっていきますね。
もう一度繰り返します。
海外投資で最も注意すべき点は「通貨の強さ」です。
通貨が強くなりやすいのは、資源国で貿易黒字の国です。
どうやって投資先の国を選択するか?
海外投資で投資国を選ぶポイントは、下の「3本の矢」が揃っていることです。
①経済成長
②人口増加
③インフラ整備
歴史を紐解くと日本・中国、高度成長を果たした国は該当します。ASEANで見ると、①・②に関しては多少の差はあるにせよ、全ての国が該当します。③で公共交通機関に限定すると、タイ(高速鉄道・モノレール・地下鉄)・マレーシア(地下鉄)・インドネシア(モノレール)の3カ国が有力でしょう。
ASEAN投資でおすすめの手法は?
ずばり「不動産投資」です。
不動産は株や金などの金融商品に比べ、経済の急激な変化が起きた際も価格の変動幅が小さいことが特徴です。この安定性向は、長期投資に向いています。また、不動産の価値は、株や投資信託とは違いゼロにはなりません。これも最大のメリットと言えるでしょう。
日本でもアベノミクスで株と為替は乱高下したが、不動産市場は緩やかな成長曲線を描いています。日本だと高額ですが、300万から買えるアジア不動産のポテンシャルは高いわけです。歴史的に見ても、中国は株の暴落を経験しましたが、不動産市場は未だに活況ですね。
<関連おすすめ記事>
ASEANの人口と人口増加率
タイの高速鉄道計画(2013年5月)
ブログには書かない、日常の気づきを書いてます!
板野雅由 Twitterアカウント
タイ不動産のグローバルビジネスネットワーク
ミャンマー情報、『Myanmar Business Today 日本語版』
海外投資で最も注意すべき点は通貨の強さです。絶対に避けなければならないのは、円に対して通貨が安くなるような国に投資することです。例えばベトナムを例にあげましょう。海外企業の誘致を図るため、政府はドン安政策を実施。07年には1円=140ドンだったのが、11年には1円=260ドンに。株式・不動産市場は右肩上がりの成長を続けたものの、円ベースで見ると資産価値は下落したのです。
逆に、通貨が強くなりやすいのは、資源国で貿易黒字の国です。貿易黒字が進んだ国は、先進国から通貨の切り上げ圧力に遭うことが歴史的に見ても明白です。ベトナムと対比すると分かるように、外部圧力も加わって通貨を強くするわけですから、こういう国の通貨や資産を持っておけば、対円での価値は上がっていきますね。
もう一度繰り返します。
海外投資で最も注意すべき点は「通貨の強さ」です。
通貨が強くなりやすいのは、資源国で貿易黒字の国です。
どうやって投資先の国を選択するか?
海外投資で投資国を選ぶポイントは、下の「3本の矢」が揃っていることです。
①経済成長
②人口増加
③インフラ整備
歴史を紐解くと日本・中国、高度成長を果たした国は該当します。ASEANで見ると、①・②に関しては多少の差はあるにせよ、全ての国が該当します。③で公共交通機関に限定すると、タイ(高速鉄道・モノレール・地下鉄)・マレーシア(地下鉄)・インドネシア(モノレール)の3カ国が有力でしょう。
ASEAN投資でおすすめの手法は?
ずばり「不動産投資」です。
不動産は株や金などの金融商品に比べ、経済の急激な変化が起きた際も価格の変動幅が小さいことが特徴です。この安定性向は、長期投資に向いています。また、不動産の価値は、株や投資信託とは違いゼロにはなりません。これも最大のメリットと言えるでしょう。
日本でもアベノミクスで株と為替は乱高下したが、不動産市場は緩やかな成長曲線を描いています。日本だと高額ですが、300万から買えるアジア不動産のポテンシャルは高いわけです。歴史的に見ても、中国は株の暴落を経験しましたが、不動産市場は未だに活況ですね。
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