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タイ陸軍のクーデター発生から2夜。バンコク都内は落ち着きを見せています。

クーデター明けのバンコク都内は平常通りの日常

タイ・クーデターと今後の見通し(私見) | グローバルビジネスネットワーク

上の写真はクーデターから一夜明けたBTS・アソーク駅の状況です。夜間外出禁止令は継続中のため、運行は21時で終了しますが、それ以外は通常通り。他の公共交通機関も変わらず運行しています。

私も戒厳令やクーデターを経験するのははじめてですので、陸軍の発表当日は緊張しました。しかし、今は肩の力も抜けています。むしろクーデター前より、今のほうが治安は良くなっているといえるでしょう。

経済指標とも言える、株価を考察してみる

タイ・クーデターと今後の見通し(私見) | グローバルビジネスネットワーク

経済の指標を見る上で参考になるのが株価です。クーデターの翌日、タイ証券取引所(SET)指数は2.12%下げたものの、後場になると買戻しが入り、わずか0.6%の下落で取引を終えました。太陽線に近い形のローソクが出現しています。

タイ証券取引所のSathit Limpongpan会長は、「外国人投資家はタイ株を大量に売っている。それはタイの状況を良く理解していないからだ。彼らはいずれタイ株市場に戻ってくるだろうし、過去の事例を見ても、政治問題が解決し次第、市場はリバウンドしている」と語る。(出所:Bangkok Post 2014.05.24 『Foreign sell-off knocks SET』)

(参考)過去軍事クーデターの起きた、1991年と2006年はクーデター翌日に、それぞれ7.3%と1.4%の下げとなっています。少し違和感がありますが、これを見ても軍事クーデターに対する耐性がタイ株にはあると言えるでしょう。

タイ・クーデターのその後(私見)

楽観的かもしれませんが、これ以上状況が悪化するシナリオが私には予想できません。反政府デモのリーダー・ステープ氏やインラック元首相が拘束されている今、軍の統制下で、デモ隊と撃ち合いを始める可能性は低いでしょう。

あとは海外勢がどう見るかです。海外直接投資が極端に減少すれば、当然国の危機となります。しかし過去のクーデターを紐解くと、数か月以内に政権が移譲され、政局は安定しています。この2点から、私はタイの容体も、強制手術で快方に向かうのではないかとみています。

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この記事へのコメント
2014年タイの在瑠邦人激減している
Posted by 康之 at 2014年09月29日 18:04
 
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