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タイへの投資リスクを考える②

2014年06月11日

Posted by よしお at 22:50│Comments(0)ASEAN経済タイ
前回お届けした、タイのカントリーリスクに関する考察・第2回をご紹介します。

第1回では政情不安、国王の後継者問題、洪水リスクなど比較的大きなテーマを現地目線で取り上げました。

進行する少子高齢化と晩婚化

タイ進出のデメリットとして必ず挙げられる点です。これについては、過去の記事に見通しを書いておりますので、ご確認ください。

家計債務の増大、賃金高騰

家計債務の増加に関しては、新聞でもたまに取り上げられるトピック。大手銀行もクレジットカードの発行要件を厳格化するなど対応を始めています。タイ国内の主要大手銀行の不良債権比率は2.2%。日本の主要銀行は不良債権比率が平均約3.0%ですから、タイにおいてもまだまだ問題のないレベルと言えるでしょう。

その他には、賃金の上昇などで海外直接投資が減少するのではないかという議論もあります。正直なところ、タイの賃金上昇率はインドネシアほど急騰はしていません。それよりも、海外直接投資に直接影響するのは「政治リスク」でしょう。結局、タイのリスクはこれに尽きると思います。

結局のところ、タイは「買い」か「売り」か?

タイへの投資リスクを考える②
(中華街から見るバンコク都内)

2回の記事でタイのリスクを見てきました。その上で私は「買い」だと感じています。控えめに見積もっても5年。まずはAEC(ASEAN経済共同体)の行方を見守ることになるでしょう。

タイの最大の利点は地政学的位置です。孫子の兵法でいうところの「衢地(くち)」。四方から道路が集中する交通の要衝と言えます。加えて首都バンコクは地震や台風などの、ASEANで特徴的な環境的リスクが極端に低いエリアです。洪水はあるものの、長年の治水工事でバンコク都内は大きく改善傾向にあります。皆様はどうお考えになるでしょうか?

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