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レートとしては、1000チャット=約100円というところです。10分の1と考えると、分かりやすいです。
前回の来ミャンマーが2012年4月なので、その時の比較を含みます。

インフラ関係

ヤンゴンの街で聞き取り調査したこと。

①一般向けSIMカードは1500チャット。ただし発行枚数が少なく、売り切れが多い。抽選で当たれば購入できる。街中で購入できる別のSIMカードもあるが、そちらは20000チャットと高額です。プリペイド方式なので、チャージに関しては、街中どこでも可能。外国人向けSIMカードが空港にて販売されており、100ドルのデポジットで利用可能。国外退去時に使った金額分を精算し、返還します。

②今回のヤンゴン滞在3日間では、停電はありませんでした。中級以上のホテルは自家発電設備を備えていることが多く、停電による影響は軽微です。

③2012年3月から車の輸入が大幅に緩和され一気に台数が増加しました。価格も約3000万円→600万に。しかし、これは政府があえて税金を高く設定しています。理由はヤンゴン市内の渋滞。15kmの道も1時間半かかるほど平日の渋滞は劣悪です。もっと安く車が出回ると、渋滞はさらに悪化し、都市の機能は停止してしまうでしょう。

④車が増加したおかげで、タクシーの質が圧倒的に変わりました。以前は内装剥き出しのおんぼろタクシーばかりでしたが、今はタイと遜色ないレベルのタクシーが増加しています。

⑤ヤンゴン市内を外周する列車がある。外国人は2ドル程度。立地的にも不便で、市内を回るには適さない。

お金関係

ヤンゴンの街で聞き取り調査したこと。

①ミャンマー最大の銀行はカンボーザ(KBZ)銀行。

②両替は市内・空港ともに政府による統一レートのため、他国に比べて大きな違いは無い。

③最低月給は81ドル。

④タクシードライバーの日当は7000チャット。朝5時から午後8時まで勤務。休日なし。先進国からすると、労働時間は劣悪ですが、給与ベースでみると最低月給を考慮すると、3倍近くもらっているのでかなりの高給取りということになるでしょう。

⑤バスは平均80チャット程度。1時間くらいの距離は同一料金で行ける。タイによくあるソンテウ(相乗りタクシー)のような乗り物は、ミャンマーの場合、社員送迎用の車として使われている。

⑥その他、参考物価

街のコーヒー屋台:300チャット
食事(ヌードル屋台):1000チャット程度
食事(ローカル店舗):1500~3000チャット
食事(おしゃれな店):4000~6000チャット
散髪:1000~3000チャット

まとめ

当然、この程度では一国の経済状況を語るには物足りないことは、承知しています。お伝えしたいのはヤンゴンは急速に発展しているということ。国民性もおだやかで、特にヤンゴン市内にいる方は親日的な方が多いです。日系企業をはじめとする外資の進出も爆発的に増加し、ヤンゴン市内の不動産価格がバブル化しているのは既報の通りでした。

ただし、ミャンマー企業と密接に連携しビジネス展開をしている企業が少ないというのが私の実感です。ミャンマー企業は成長のために外資企業を捜しています。特に日本人は歴史的にもミャンマーと深い関わりを持ち、信頼されています。こうしたところにチャンスを見出し、参入するのであればまだまだ機会は存分に残っていると考えます。いかに、交渉力がある人材を現地に置くかがポイントになるでしょう。

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