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タイ株という選択肢

2013年10月31日

Posted by よしお at 21:45│Comments(0)ASEAN経済ASEAN株式タイ
タイ株に投資する個人投資家

近年の経済発展により、タイでは中間所得層が株式投資をはじめています。今年、投資家デビューした、私の友人も方多数。暮らしに余裕ができ、経済に敏感な人たちは消費⇒貯蓄⇒投資と、行動を変化させています。実際、朝の混雑するBTS(モノレール)に乗っていると、20代と思われる女性が金投資のチャートをスマホで眺めていたりします。

タイ株という選択肢

これは、日本ではなかなかお目にかかれない光景です。先日帰国した際、意識して見てみると(あまり勧められる行動ではありませんが)オンラインのショッピングサイトで洋服を選んでいるのが印象的でした。投資マインドという意味では、タイは日本を上回ってると言えるでしょう

空洞化する日本株市場

昨月公表された日本証券業協会による『個人投資家の証券投資に関する意識調査』によると、日本株投資家の80%以上が45歳以上となっています。60歳以上に絞っても53.1%と、若者の投資マインドの低さが伺えます。(投資に充てる余裕がないのもあるかもしれません)

それに比べ、タイは若者も少しずつ証券市場に参加しています。株価を押し上げる条件が整っているのはどちらでしょうか。当然、特に新興国市場は外国人投資家に影響されることが多分にあります。しかし、国の政策で以下のスケジュールの下、交通インフラが整うことは、タイの株式市場に対する大きな利点と言えるでしょう。

タイ株という選択肢
『2021年頃までのバンコク都市計画図』出所:Ministry of Transport

2013年末~2021年:バンコク市内の新路線(モノレール・地下鉄が順次完成)
2015年:ASEAN経済統合(AECRCEP
2018年~20年:高速鉄道4路線がタイ国内に完成

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タイ株という選択肢

タイ株という選択肢

例えば、バンコク都民の足として定着したモノレール(BTS)は上場企業です。高速鉄道を運営するバンコク・エクスプレスウェイ(BECL)、地下鉄MRTを運営する(BMCL)などは国策に沿った銘柄と言えるでしょう。

私としては少額でもタイの企業に投資することで、自分のアンテナが広がるというのが大きな利点だと考えています。利殖以外にも、タイの経済動向をベンチマークするために、タイ株に投資するという考え方もあるのではないでしょうか。

バンコクではタイの証券口座も開設可能です。ご興味のある方、ぜひサイドバーよりお問い合わせください。今後も少しずつタイ株情報をお届けします☆

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